
祀られている神様
紹介
大きな試験のシーズンになると、台北文昌宮(たいほくぶんしょうぐう)の壁は受験票のコピーで埋め尽くされ、びっしりと重なり合って壮観な眺めになります。台北市中山区、MRT双連(そうれん)駅のそばにあるこの廟は、台北の市街地で知られた文昌廟で、功名を司る文昌帝君(ぶんしょうていくん)を主祀します。参拝者の手には決まって「語呂合わせの供物」の袋があります。ネギは聡明、セロリは勤勉、大根(菜頭)は幸先の良さ、ちまきは「包中」で合格と、試験合格への願いを、目に見える心づくしにすべて託すのです。
歴史
台北文昌宮の起こりは日本統治時代にさかのぼります。商人が持ち込んだ文昌帝君の像が双連の林に置き去りにされ、のちに見つけられて祀られるようになったと伝えられ、1960年に拡張されました。その後、MRT淡水線の工事のため民享公園の中へ移り、1992年に公園内で再建されました。規模は大きくないものの、台北市の中心にあって交通の便が良く、長年の「霊験あらたか」という評判も重なって、次第に受験生がよく訪れる文昌廟となりました。大きな試験の前になると、廟内は合格を祈る受験生と家族で溢れ、受験票が貼り尽くされたあの壁は、独特の文化の景観となっています。

台北文昌宮
台北市中山区
参拝情報
住所
台北市中山區民生西路45巷9號
地域
台北市中山区
参拝情報
- 参拝時間
- 毎日 7:00〜21:00
- 混雑する日
- 大きな試験の前には受験生や保護者が合格祈願に押し寄せます。旧暦2月3日の文昌帝君の聖誕前後にも、祈福法会がよく営まれます。
2026-10-13 確認 · 出典:Google マップ