
祀られている神様
紹介
秋の関子嶺温泉美食節が幕を開ける夜、不動明王の灯籠山車が宝泉橋の駐車場を出発し、山道を引かれて大成殿の広場へ向かいます。行列には浴衣姿で提灯を手にした人の姿も見えます。こうして迎え出されるのが、関子嶺火王爺廟(かんしれいかおうやびょう)の主神です。火王爺とは、じつは不動明王のこと。日本統治時代の初め、温泉が開発された際に、日本人が源泉の上手に不動明王を立てて平安を祈りました。その後、神像と石碑は持ち去られ、地元の住民がお金を出し合って廟を建て、元の神像にならって像を造り直し、台湾の人が呼びやすい名前に改めたのです。小さな廟ですが、関子嶺の温泉業者と住民の信仰の中心です。業者は毎年占いで炉主(祭祀の当番)を選んで祭祀を行い、泉が絶えないことを願っています。湯に浸かる前に、この泥湯の温泉の守り手を訪ねてみてはいかがでしょう。
歴史
1902年、日本人が関子嶺温泉を開発し、源泉の上手に不動明王を立てて平安を祈りました。のちに日本人は神像と石碑を持ち去りましたが、地元の人々がお金を出し合ってこの廟を建て、不動明王の像にならって新たに神像を造り、それ以来「火王爺」と呼ぶようになりました。温泉業者は毎年占いで炉主を選んで祭祀を行い、源泉が絶えないことを祈ります。こうして火王爺は関子嶺温泉の守り神にもなりました。台南市政府と西拉雅(シラヤ)国家風景区管理処の催しでは、近年いずれも「不動明王(火王爺)」と併記されています。2022年夏には西拉雅国家風景区管理処が火王爺の生誕に合わせて山車祭を開き、2026年夏には不動明王をテーマにしたパレードも行われました。台南市観光旅遊局は、毎年の温泉美食節の開幕に不動明王の夜祭巡行を組み込んでいます。百年前に日本人が持ち込んだ明王は、いまでは毎年、住民とともに温泉街を練り歩いているのです。
イメージ図関子嶺火王爺廟
台南市白河区
参拝情報
住所
台南市白河區關嶺里24之38號
地域
台南市白河区
参拝情報
- 参拝時間
- 毎日 7:00〜20:00
- 混雑する日
- 秋の関子嶺温泉美食節の開幕夜に不動明王の夜祭巡行があり、宝泉橋の駐車場付近から大成殿の広場まで練り歩きます。日程は年によって異なる(2022年9月17日、2024年9月21日、2025年10月25日)ため、出発前に台南市観光旅遊局の告知をご確認ください。夏には西拉雅国家風景区管理処が、火王爺の生誕に合わせた山車祭やパレードを開いたこともあります。
2026-10-12 確認 · 出典:Google マップ、台南旅遊網(台南市政府観光旅遊局):関子嶺風景区、台南旅遊網(台南市政府観光旅遊局):秋季限定 関子嶺の夜巡祈福と温泉の二日間の旅、西拉雅国家風景区管理処:関子嶺 夏の山車祭