
祀られている神様
紹介
台湾で名の知れた王爺廟は、そのほとんどが台南市北門区のこの南鯤鯓代天府(なんこんしんだいてんふ)へ「謁祖」(祖廟参り)に戻ってきます——ここは名実ともに「台湾王爺総廟」です。李・池・呉・朱・范の五府千歳を祀るこの国定古跡は、きわめて高い格式を誇ります。広々とした廟埕の先、殿宇は剪粘・石彫・彩色画で埋め尽くされています。王爺の聖誕を迎える「進香期」には、台湾各地の分霊廟の陣頭が鉦や太鼓を打ち鳴らしながら祖廟へと押し寄せます。南台湾でも指折りの、壮観な宗教の光景です。
歴史
物語は明の永暦16年(1662年)に始まります。創建は鄭成功の台湾渡来とほぼ同じ頃で、台湾で最も歴史の古い王爺廟の一つです。中でも語り継がれるのが、主祀の五府千歳と万善堂の「囝仔公(子どもの神)」が繰り広げた「闘法」の伝説です。両者は同じ風水の宝地をめぐって譲らず、最後は香火をともに分かち合うという約束を交わしました。今も両者はこの地に並び立っています。現在の廟地へは1817年に移って建て直され、1822年に落成しました。以後、廟はいっそう壮麗な姿となり、「王爺信仰総廟」と称えられるようになります。毎年旧暦4月下旬の進香期には、台湾じゅうから参拝の人波が押し寄せます。1985年に古跡に指定され、今日では国定古跡です。

南鯤鯓代天府
台南市北門区
参拝情報
住所
台南市北門區鯤江里976號
地域
台南市北門区
参拝情報
- 参拝時間
- 毎日 6:00〜21:00
- 混雑する日
- 毎年旧暦4月下旬の進香期には、台湾各地の分霊廟の進香団や陣頭が祖廟に集まり、一年で最も賑わいます。
2026-10-13 確認 · 出典:Google マップ