
祀られている神様
紹介
台北孔廟(たいほくこうびょう)の大成殿には、神像が一体も見当たりません。台北市大同区にあるこの孔廟は、儒家の「偶像を祀らない」という古くからの教えに従い、殿内では牌位(はいい、位牌)だけで至聖先師・孔子を祭っています。建築は閩南(びんなん)式で、煉瓦一枚、柱一本まで端正で厳かです。わざわざ訪れる価値があるのは、毎年9月28日の教師節に行われる祭孔大典(さいこうたいてん、釈奠礼)です。慣例により市長が正献官を務め、佾生(いっせい)が佾舞(いつぶ)を舞い、古礼に則って孔子を祭る、台北の重要な儒家文化の盛典です。
歴史
台北で最初の孔廟(文廟)は清の光緒6年(1880年)に着工し、1884年に竣工しましたが、惜しくも日本統治時代の1907年に取り壊されました。今日のこの孔廟は、台北の紳士たちが1925年に再建を発起したものです。龍山寺を手がけた泉州の名匠・王益順に設計を依頼し、工事は1939年にようやく落成しました。廟宇は同じく閩南式で、大龍街を挟んだ大龍峒保安宮と互いに引き立て合い、儒と道の二つの建物が、大龍峒の伝統建築群を共に形づくっています。

台北孔廟
台北市大同区
参拝情報
住所
台北市大同區大龍街275號
地域
台北市大同区
参拝情報
- 参拝時間
- 火曜〜日曜 8:30〜21:00(月曜休み)
- 混雑する日
- 毎年9月28日の教師節に行われる祭孔大典(釈奠礼)が、わざわざ訪れる価値のある日です。
2026-10-13 確認 · 出典:Google マップ